こんにちは!
突然ですが皆さま、シナモン10周年を記念して作られた、「シナモンのパレード」という動画をご覧になったことはありますか?
先日、シナモロールスタッフブログを読み返していたら、「シナモンのパレード」に関する制作秘話が書かれた記事を見つけまして!
そこに綴られていた奥村先生の言葉や想いに深く深く感動しましたので、今日はそのお話を紹介させていただければと思います( ĭωĭ )
それではまいります!
「シナモンのパレード」
まずは、「シナモンのパレード」についてざっくり説明させていただきますね!
動画はこちらです☟(ページを移動することなくこのまま閲覧できます)
それは、よく晴れたある日のことでした。
ぽかぽかのお日さまに当てられて眠たくなってしまったシナモンは、雲の上でお昼寝をすることに。
しばし雲の上ですやすやと眠っていたシナモンでしたが、ふとした瞬間に突然雲から落っこちてしまい、地上へと投げ出されます。
シナモンが落ちた先は、遊園地のゴミ箱の中でした。
周囲にあるさまざまなアトラクションを見て、「遊園地だ!」と目を輝かせたのもつかの間、しばらくそこで過ごすうちに、シナモンはその遊園地に誰もいないことに気が付きます。
無人の遊園地はなんだか物悲しく、「誰かいませんか~?」「誰もいないの~?」とシナモンが辺りに呼びかけてみても、返事を返してくれる人は誰ひとりとしていません。
シナモンがとぼとぼとうつむいて歩いていると、園内にあるカフェスペースの近くに、黒いステッキが落ちているのを見つけました。
そのステッキを手にまた歩き始めたシナモンでしたが、今度はシルクハットをかぶった、おひげのかわいい黒いうさぎさんを発見します。
そのうさぎさんに向かって、「ぼくシナモン!このステッキはあなたの?」と問いかけると、まるでそれが合図だったかのように、それまで沈黙していたうさぎさんが「わーい!ありがとうシナモン!」と言葉を発しました。
うさぎさんは「ぼくからのプレゼントだよ」と言うと、シナモンに魔法をかけます。
魔法をかけられたシナモンは、うさぎさんとおそろいのシルクハットとおひげ、それにステッキを携えて、うさぎさんと一緒にすっかり夜の闇に包まれた遊園地に灯りを灯していくのでした。
ここで、動画のタイトルにもなっている主題歌、「シナモンのパレード」が流れ始めます。
以下に、「シナモンのパレード」の歌詞を書き出してみました。
歩き出そうよ
空が晴れたら
パレードが始まる
君に話したいことあるよ
今日もまた聞いてくれるかな
そっと抱きしめたら
お日さまの匂いがした
君にだけ見せた弱い僕
大切なものを閉じ込めた
オルゴールの向こう
広がる空(つれてって)
青い空に ふわりふわり
雲のベッド ひだまりの中
描くよ 幼い日の夢(いつだって)
忘れないで ピュアなハート
夢に向かう パレードになろう
溢れるリズムが 笑顔を繋いでく
うさぎさんと一緒に夢のような時間を過ごしたはずだったのに、ふと気が付くと、シナモンはさっきまで眠っていた雲の上にいました。
「夢かぁ……」とひとりごちるシナモンでしたが、直後にモカちゃんと約束があったことを思い出し、急いで地上へと飛んで行きます。
そのシナモンのお顔には、「夢」の中でうさぎさんの魔法によっておそろいになった、あのおひげがあるのでした。
「シナモンのパレード」制作秘話
それではここから、ようやく本題である「シナモンのパレード」制作秘話について紹介します!
「シナモンのパレード」は、インテツさんからデモが送られてきたことによって生まれたんですね!
しかも4曲も……「シナモンのパレード」以外の3曲がどのような楽曲だったのかもかなり気になるところです……( ˘ω˘)笑
4曲のデモのうち、奥村先生の胸に響いたのが「シナモンのパレード」でした。
聴いているうちに、シナモンやフレンズ、ファンの方々がピューロランドの知恵の木のまわりを楽しそうにパレードする姿が浮かんだようで、「この曲をお届けしたい」と思われたとのこと。
確かに「シナモンのパレード」はキラキラした音がとっても楽しいポップなナンバーなので、ピューロランドで実際のパレードとして活用されたらとっても素敵だったろうなぁ……( ĭωĭ )✨
楽曲が「シナモンのパレード」に決定すると、その作詞はシナモンの生みの親である奥村先生に任されました。
奥村先生が作詞をする上で考慮したポイントは、「シナモンはファンにとってどのような存在か?それを言葉にするとどうなるのか?」というところでした。
生みの親としての立場ではなく、あくまで私たちファンの視点に立って歌詞を考えてくださるところが、本当に素敵ですね……(;;)✨
よりよい歌詞を書くため、奥村先生はしばらくシナモンと一緒に生活されてみたようです。
学校や会社から帰ってきて、家にいるシナモンに一声かけるというのは、シナモンファンあるあるなのではないかと思います( ˘ω˘)
奥村先生もこの期間は、シナモンにたくさんいろんなことをお話されたようです。
「誰にも言えないことや、時には泣いてしまったことも」という一文がとても切なく、読むだけで涙が出そうになります……。
でも、それだけシナモンにはいろいろなことを話しやすく、ありのままの自分をさらけ出せるということですよね。
「家族」や「友達」という枠の中から飛び出して、どのカテゴリにも属さない「シナモン」だからこそ、ある意味いちばん私たち一人ひとりにとって近しい存在なのかもしれません。
ここの文章がもう……刺さり過ぎて胸が苦しいです……_:(X3 」∠):_
成長して大人に近づけば近づくほど、そのぶん幼い頃に描いていた夢や想いなんかが自分の中にぎゅうぎゅうに抑圧されていって……。
でも心の中にはいつだって、あの頃描いていた夢がそのまま色鮮やかに残っていて、お耳を広げたシナモンが私たちの手を取り、ふわりと飛んでその場所へつれていってくれるのだと思うと……。
…………😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭(尊すぎて言葉にできない)
こう考えると、シナモンという存在は夢や憧れ、思い出、そのすべてを象徴・具現化しているキャラクターなんだな、と強く思わされますね……。
そのイメージを各クリエイターさんに伝えてできあがったのが、「シナモンのパレード」でした。
「誰かがココロの奥に閉じこめた夢の中にシナモンが迷い込むお話」………。
つまり、動画に登場するあの物悲しい無人の遊園地は、「私たちがココロの奥に閉じ込めた夢の世界」ということになります。
そこに迷い込んできたシナモンが、おひげのうさぎさんと一緒に魔法をかけ、あの頃の夢や憧れを思い出す灯りを灯してくれる、というお話なわけで……。

「シナモンのパレード」、あまりにも深すぎる……ッッッ!!!!!( ĭωĭ )
それではここで、改めて「シナモンのパレード」の歌詞をもう一度よく見てみましょう。
作詞を担当された奥村先生が、どのような想いでこの言葉たちを選んでいったのか……今ならさっきよりもよく理解できると思います(;;)
歩き出そうよ
空が晴れたら
パレードが始まる
君に話したいことあるよ
今日もまた聞いてくれるかな
そっと抱きしめたら
お日さまの匂いがした
君にだけ見せた弱い僕
大切なものを閉じ込めた
オルゴールの向こう
広がる空(つれてって)
青い空に ふわりふわり
雲のベッド ひだまりの中
描くよ 幼い日の夢(いつだって)
忘れないで ピュアなハート
夢に向かう パレードになろう
溢れるリズムが 笑顔を繋いでく
いかがでしょうか。
もう、奥村先生、言葉選びがさすがすぎて……😭
ご自身が感じられたシナモンへの想いを、これ以上ないほど丁寧に歌詞へと落とし込まれていますね……。
歌詞の中に出てくる「君」ってシナモンのことだったんだということが分かると、「君に話したいことあるよ」から「お日さまの匂いがした」までのブロックにシナモンへの愛がたっぷり詰まっていることが分かりますし……( ĭωĭ )
「君にだけ見せた弱い僕」から「広がる空」までのブロックには、シナモンへの希望というか、奥村先生がシナモンに託した想いのようなものが感じられて、なんとも心が揺さぶられます……。
「ファンが思うシナモン像」と「奥村先生がシナモンというキャラクターを通して伝えたいこと」を見事に混ぜ合わせながら、でも歌詞全体としての調和も取れていて、シナモン10周年にこれ以上ないほどふさわしい、完璧なオリジナルソングだなと感動しました……( ĭωĭ )✨
こんな素敵な楽曲を作ってくださってありがとうございますという気持ちでいっぱいです……🙇✨
シナモンといっしょに……!!😭✨
まとめ
以上、「シナモンのパレード」制作秘話の紹介でした!
前からいいお歌だな~と思ってはいたものの、やはりそこに込められた想いを知るとさらに楽曲のよさが深まりますね……_:(X3 」∠):_
「この動画まだ観たことなかった!」って方はこの機会にぜひご覧になってみてください!
ストーリーや楽曲が素晴らしいのはもちろん、シナモンのもちもちモデリングや天使のように愛らしいピュアボイスは必見・必聴です(;▽;)
それでは今日はこのへんで!
最後まで読んでくださってありがとうございました🎡🎠🎪
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