「A STORY OF CINNAMOROLL」でシナモンの軌跡を辿ろう

 
 
こんにちは!
 
 
突然ですが皆さん、「LOVE♡シナモロール プレミアムBOX」ってお持ちですか?
 
 
2015年に発売された、ペンケース、ボールペン、ふせん、ブックカバーという文房具の4点セットなのですが、これに加えて「A STORY OF CINNAMOROLL」というタイトルの絵本までついていて。
 
 
すごく小さいハードカバーの絵本で、ページ数も32ページと少ないのですが、ほんわかしたかわいらしい挿絵で、シナモンがシュクルタウンに降りてくるまでの経緯と、フレンズたちとの出会いや思い出について描かれている絵本なんですね。
 
 
私はこの「A STORY OF CINNAMOROLL」が大好きで、シナモンの書籍の中で一番好きなんじゃないかってくらいなので、今日はこの絵本についてお話させてください。
 
 
それでは、今日もゆるゆるとまいります!



雲の下の世界に降りるまで

絵本はまず、一面に広がる青空に、「遠いお空の雲の上」という一文が添えられているページから始まります。
 
 
次のページをめくると、シナモンやフレンズのプロフィールが紹介されていて、さらにその次のページからお話が始まります( ˙▿˙ )
 
 
以下、引用という形で本文をちょっぴり紹介させていただきますね。
 
 

遠いお空の雲の上にわた菓子のようにふわふわしたまっ白な子犬が住んでいました。
風や鳥たちが、子犬のともだち。
いつも色々なお話を聞かせてくれます。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
この時点では、まだ名も無き「まっ白な子犬」。
 
 
後のシナモンです。
 
 

『地上にはね、「花」っていうとてもキレイなものが咲くんだよ。』
『「海」っていう、大きな大きな水たまりがあるんだよ。』
『おいしいものもいっぱい!』

子犬は、雲の下に広がる世界にあこがれていました。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
カギ括弧は、風や鳥たちのセリフですね。
 
 
ここ……もうすでにめっちゃ尊くないですか……?
 
 
子犬はまだ雲の上の世界しか知らないから、自由に飛び回れる風や鳥たちに、雲の下の世界のことを聞かせてもらっているわけです。
 
 
この「箱入り」感というか、「純粋培養」感がたまりません……風や鳥たちに外の様子について伝え聞かなければ、子犬は外界のことがまったく分からないという……。

本当に文字通り真っ白で、無垢で、まだ何も知らない純粋な子犬……_:(X3」∠):_
 
 
シナモンにもこんな時代があったんだなって思うだけで、なんだか泣きそうになります。
 
 

ある日、子犬がお空をお散歩していると、雲の切れ間から今までかいだことのない甘くて、あたたかい幸せなにおいがしてきました。
「このにおいはなぁに?」
風も鳥たちも知りません。

幸せなにおいがどうしても気になった子犬は大きな耳をふわりと広げ雲の下の広い世界に飛び出したのです。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
風や鳥たちも知らない、「甘くて、あたたかい幸せなにおい」。
 
 
そのにおいの正体がどうしても気になった子犬は、とうとう自らの目で確かめるべく、雲の下の世界へと飛び立ちました。
 
 
まさに、運命の分かれ道ですね……(大袈裟)

「そのお菓子」がなかったら、子犬はずっと雲の上にいて、雲の下の世界を知らずに過ごしていたのかもしれないと思うと……ウッ……_:(X3」∠):_
 
 

雲の下の世界にあるシュクルタウンという町には、駅から続く坂道を上ってゆくとカフェ・シナモンという可愛い小さなカフェがあります。
名物は、手作りのシナモンロール!A STORY OF CINNAMOROL

 
 
ここで初めて、子犬が気になったにおいの正体がシナモンロールだということが分かります。
 
 

ふと、カフェのお姉さんが空を見上げると、雲のようにフワフワと、まっ白な子犬が空から降りてきました。

「シナモンロールのにおいにひかれて、飛んできたのかしら?」
お姉さんはその子犬のしっぽがまるでシナモンロールのようにくるくるまいているので、子犬に”シナモン”という名前をつけてあげました。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
ここで、子犬に「シナモン」という大切なお名前が与えられました。
 
 
シナモンロールのにおいに惹かれて飛んできた子犬のしっぽが、シナモンロールのようにくるくるしていたって、もうもはや運命としか思えませんね……( ĭωĭ )

シナモンははじめから、「シナモン」ってお名前になる運命だったのかもしれない……( ĭωĭ )
 
 

“シナモン”は、やさしいお姉さんとおいしいシナモロールがとても気に入り、そのままカフェにいついてしまいました。

今ではすっかり”カフェ・シナモン”の看板犬として、みんなの人気者です。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
カフェシナモンの居心地のよさを気に入ったシナモンは、そのままカフェで暮らすことに。
 
 
ホームシックというか、雲の上が恋しくなったりしなかったのかな?というところが若干気になりますが、シナモンはいつでも自分のお耳で飛んでいけるもんね……!💪✨
 
 
こうして、シナモンのシュクルタウンでの生活が始まりました。



フレンズとの出会い

カフェでの暮らしに慣れてきた頃、シナモンにたくさんの素敵な出会いが訪れます( ˙▿˙ )
 
 

日当りの良いカフェ・シナモンのテラスはシナモンのお気に入りの場所。

ある日、シナモンがお昼寝から目覚めるととなりに茶色い子犬の男の子が寄り添うように眠っていました。

この子はカプチーノ。
カフェ・シナモンのお向かいの赤い屋根のお家に住んでいる男の子。
口のまわりのカプチーノクリームみたいなブチがチャームポイント。
シナモンとはなんだか気が合いそうです。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
カプチーノとの出会いです!
 
 
シナモンがお昼寝から目覚めた時に、一緒にカプチーノが眠っていた、というのが2人の出会いなんですね。

ほのぼのする2人らしい出会い方で癒されます(;▽;)
 
 
また、ある時。
 
 

「はじめまして」
ある日、カフェの常連の女の子が声をかけてくれました。
「このおリボン、あなたにあげる!きっと似合うわ♪」

リボン?ぼく、男の子なんだけどなぁ…。

この子はモカ。
岡上の白いお家に住んでいるおしゃれ好きな女の子。
ツヤツヤのチョコレート色の毛並みと、お花の耳飾りがとっても可愛いね。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
モカちゃんとの出会いです!
 
 
初見でシナモンを女の子だと勘違いしたのか、それとも男の子と分かっていながらリボンを勧めたのかは定かではありませんが、こんなふうにして出会ったシナモンとモカちゃん。
 
 
そりゃ、モカちゃんにとってシナモンが「女友達」になるわけだよなぁ……( ˘ω˘ )笑(「シナモロール展」シナモンフレンズ相関図より)
 
 
シナモンは他にも、たくさんのお友達と出会います。
 
 

この子はエスプレッソ。
カフェのカウンター席がお気に入りの、モーツァルトヘアの男の子。

いつも飛び回っている元気いっぱいの女の子シフォン。
ふわふわの耳がとってもキュート。

赤ちゃん犬のみるくはシナモンの後をくっついてまねっこしているよ。A STORY OF CINNAMOROL

 
 

シナモンにたくさんのすてきなおともだちができました。A STORY OF CINNAMOROL

 
 
ウッ……(;;)
 
 
この最後の、「シナモンにたくさんのすてきなおともだちができました」という一文には、カフェのテラス席でフレンズ揃って和やかに過ごしている挿絵が添えられていて、それを見るとなんだか毎回泣けてしまいます。
 
 
シナモンがシナモンロールのにおいに惹かれてお空から降りてこなければ、こんな素敵な仲間たちと出会うことはなかったんだ……って思うと、本気でシナモンロールって「シナモロール」の世界において運命のお菓子だなと思います。
 
 
シナモンとシュクルタウン、シナモンとフレンズを引き合わせてくれた、大切なお菓子……。
 
 
ただ「シナモンの大好物」ってだけじゃなくて、「シナモロール」においてのシナモンロールには、そんな深くて大切な意味が込められているのかな、と感じてしまいます。
 
 
深読みしすぎてるだけだけど、こういうふうに考えると余計尊いんだ、シナモンとシナモンロールの関係……( ĭωĭ )
 
 

シナモロールと仲間たちの一年

メインのお話は前項でおしまいなのですが、絵本の後半にはちょっとしたおまけページとして、「シナモロールと仲間たちの一年」というお話が見開き完結で描かれています。
 
 
その最初のページがもう尊さ大爆発でして……(;▽;)
 
 

今日はシナモンのお誕生日!ティーパーティーを開いて、シナモンをお祝いしない?

じゃあまずロイヤルミルクティーを作りましょう♡お鍋でお湯をわかして、紅茶の葉っぱとミルクを加えたら、ティーポットに移すのよ♪

 
ぼくは出来立てのシナモンロールを持っていくよ♪

テーブルセットも完了♡素敵なお花でしょ?

 
 
と、こんなふうにみんなで準備をして(みるくはセリフがないのですが、イラストではモカちゃんを手伝っています!)、次のページで\お誕生日おめでとう!シナモン!/って、シナモンをお祝いするんです……。
 
 
このページは、フレンズたちのシナモンを大切に思う気持ちがぎゅっと込められていて、特に大好きです……(;▽;)
 
 
たぶんこれ、シナモンとフレンズが知り合ってから初めて迎えたお誕生日の様子なんですよね。

フレンズにとって新しいお友達であるシナモンのために、みんながこうして協力し合ってパーティーの準備をしているのを見ると……なんだろう、もうシナモンフレンズが好きすぎて言葉が出ないのですが、本当にシナモン、宝物のようなお友達ができたなぁ〜と思って、胸がいっぱいになります(;▽;)
 
 
 
 
またその他、春夏秋冬を過ごすフレンズの様子もかわいらしい挿絵とともに綴られています。
 
 
特にかわいいな〜って思ったのが、夏。
 
 

Summer
夏はみんなで海水浴へ!
泳いだり日焼けしたりのんびりしたり…
シナモンは貝を探すのに夢中♡A STORY OF CINNAMOROL

 
 
これ、イラストではカプとエスがのんびりしてて、みるくが浮き輪をつけて海にぷかぷか浮いてて、モカちゃんとシフォンが「遊ぶわよーっ!」みたいな感じなんですね。
 
 
シナモンはというと、水着に麦わら帽子という装いで、砂浜で貝がらを探しているんです(;▽;)
 
 
泳ぐでも日焼けするでもなく、貝がら探し(;▽;)
 
 
おっとりしたシナモンらしい過ごし方で、見ていてとっても癒される……_:(X3」∠):_
 
 
他の季節のページもめちゃくちゃかわいいので、ぜひお手に取って見てみてください!
 
 

まとめ

以上、「A STORY OF CINNAMOROLL」の紹介でした !
 
 
すごい今更ですが、「A STORY OF CINNAMOROLL」ってタイトルがすごくカッコいいですね!スピンオフ感溢れる。
 
 
カッコいいタイトルとは裏腹に(笑)、内容はとっっってもかわいいのでオススメです!

シナモンフレンズ大好き!って方には本当にオススメ!✨
 
 
お持ちでない方は、この機会にぜひぜひお迎えしてみてくださいね!

文房具セットもとてもかわいいので(*´-`*)
 
 
 
 
それでは今日はこのへんで!

最後まで読んでくださってありがとうございました໒꒱· ゚
 
 
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